平成27年度社会部会
県市長会は2月1日、千葉県自治会館において、社会部会を開催した。
今回の部会で取り上げたテーマは「総合事業と介護・医療連携を考える」である。
介護保険法の一部改正により、市町村事業である「地域支援事業」に、「介護予防・日常生活支援総合事業」いわゆる総合事業が位置付けられ、介護予防の推進とともに、現行の一律の保険給付だけではなく、地域の実情に応じて、住民が担い手として参画した多様なサービスを充実することで、地域全体で支えることを目的としている事業である。
この事業については、今、まさに、各市において、実施に向け取り組んでいるところであることから、淑徳大学教授(前厚生労働省社会保障審議会介護保険部会委員)の結城康博氏の講演を聞くとともに、講演終了後、意見交換を行った。
講演と意見交換により、貴重な情報の収集及び疑問点の解消等が図られ、今後の市政運営にとっての一助となった。