平成28年度建設部会
県市長会は2月9日、千葉県自治会館において、建設部会を開催した。
今回の部会で取り上げたテーマは『稼ぐインフラ「みなと」を通じた生産性の向上に向けて〜千葉県の港の現状と未来〜』である。
千葉港の2015年貨物取扱量は約1億5600万トンで全国2位、成田空港の貿易額は約22兆円で、羽田空港の貿易額約1兆円の22倍である。
圏央道や外環道の道路網の整備により国際競争力も増し、千葉県の優位性が図られて来る。
これら空と海からの訪日客・貨物の取扱量の優位性を、今後、どのように活用して行くべきか意見交換を行った。
今回、国土交通省関東地方整備局副局長の田昌行氏を招き、部会の最初に『稼ぐインフラ「みなと」を通じた生産性の向上に向けて〜千葉県の港の現状と未来〜』と題し講演して頂き、講演終了後、県港湾課から「千葉港長期構想(案)」を、千葉市海辺活性化推進課から「千葉中央港地区のまちづくり」について、それぞれの施策の概略を説明してもらい意見交換を行った
講演と意見交換により、貴重な情報の収集及び疑問点の解消等が図られ、今後の市政運営にとっての一助となった。